【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ弐







 奏太さんと並んで見て。





 花火を見上げる奏太さんの顔に






 見惚れた。






 重ねた手の温もりはまだ覚えてる。






 ひときわ大きな花火が上がった。





「すごい…」





 私は小さく呟いた。






 近くでカップルが腕を組んで





 花火を見上げてる。





 いいなぁ。