【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ弐








「ど、毒って!?



 余命何日ですか!?」





 私の言葉に



 琴葉さん、にやり。





 な、なんだろ。





 意味ありげなんですけど。






「そうだねぇ。



 花火大会に出かければ助かるわよ」






 そうなんだ…!!





「じゃあ、行く!」





 私は即答した。