先輩に連れられて廊下に出れば、先輩はポリポリと頬をかきながら、どーでもいいことを何だかんだと話しかけて来た 「で、昴がさ………っ、て、こんな話どうでも良いよな、ごめん」 若干凹んでるみたいな先輩 「…面白かったですよ。昴先輩との喧嘩のはなし。」 「…っ、あ、ぁ」 上擦った彼の顔は心なしか赤くて開け放った窓から吹く風は先輩の髪を揺らした