「…ふぅ」


家に入って出た言葉がそれだった

真っ暗な玄関は、朝のまま。


靴を脱ぎ、電気をつけてリビングに入る


リビングも暗くて、電気をつけて広いソファに身を投げた


柔らかなソファに顔を埋める。


疲れた、


人に好意を持ってもらうことは、気持ち良いし、嬉しいけど介入されるのは、やっぱり疲れるのかもしれない。