「ねぇねぇ。久とね、そらと3人でご飯行こうって言われたの!いつなら、行ける!?」



「…私は……いつでも。」



「でも、お母さんもご飯、作られてるでしょう?」



「えぇ…っと、はい。…でも、本当にいつでも大丈夫ですよ」



歯切れの悪い私に波留先輩はコテンと首を傾けた。


…可愛い、と思う


でも、同時に何でか胸に広がった気持ちに私の顔は歪んだ


一瞬だけ、私の心が顔を出した






気がしたんだ。