以前、ミズキが話していたことを思い出 し、メイは鉛筆で文字を書き続ける。
《『チューリップ』
土の栄養だけじゃ育たない
愛を象徴する花
太陽も必要らしい
私に種はあるのか
チューリップには、愛に関する花言葉ば かりあると聞いた
色によって違う花言葉
愛の宣言、不滅の愛、誠実な愛
私はどれもいらない
愛を宣言されたくない
不滅の愛もウソくさい
誠実な人間なんていない
ただ、私だけの花がほしい
種がなくても
根が腐ってても
咲かせてくれる栄養がほしい》
《『親』
うらんではいない
うらんでる
会いたくない
会いたい
嫌われたい
好かれたい》
《『空』
真っ青な空に
自分が映る
どんな時も変わらずに》


