振替休日初日。思っていたより連休中の 疲れがたまっていたのか、メイはアラー ムの音に気付かず、昼過ぎまで眠ってい た。
リクの大学は、今日から通常通り授業が 再開されるらしい。
カナデも、退院の日が近いであろう。
今日は、朝早く起きてカナデの様子を見 に行くつもりだったが、疲労感に負け、 メイはベッドを抜け出せなかった。
ベッドの中で寝ていた子猫達は、メイよ り先に起きて彼女を起こそうと色々して いたが、そのうちミズキに呼ばれ、エサ をやるため一階に連れていかれた。
ダイニングのテーブルのそばで、ミズキ は子猫達にエサを与えた。
「メイ、疲れてるみたい。よく眠って る」
「起こさなくていいかしら? 今日、入 院したお友達のところに行くみたいなこ と言ってたし……」
朝食の皿を片付けながら菜月が心配し た。
「病院は夕方までやってるから、大丈夫 だよ」
子猫達の身体をなでながら穏やかに返す ミズキを見やり、菜月はさらに不安げな 表情を濃くして言った。
「ミズキ……。あのね……。実は、 ちょっと前から、気になってることがあ るんだけど……」


