今朝、カナデと別れたメイは、その足で まっすぐ自宅に戻った。
家に帰ると、菜月はもうパートに出てい て、ミズキしかいなかった。
本日、ミズキも学校が休みである。
メイはミズキと共に家の掃除をしたり、 庭の草花に水をやったりして、午前の時 間を過ごした。
そうしているうちに昼食の時がやってき た。
二人で作ったパスタをそれぞれの皿に盛 りつける。
ダイニングのテーブルに、隣同士に並ん で席に着く。
メイは水をひとくち飲み、バイトの件に ついて報告した。
「この前受けたゲーセンの面接、受かっ た」
「ほんとに? おめでとう!
いつから働くの?」
「シュンの誕生日会の後だから……。
ゴールデンウイークの中間くらい」
「いきなり、忙しそうな時期に当たっ ちゃったね」
ミズキは心配そうにメイを見遣る。
ゴールデンウイークはどこも混み合う が、ゲームセンターも例外ではないだろ う。
「大丈夫。ゴールデンウイークに働くと 休日手当つくから、一気に稼いでやる よ」
メイは野生的な口調で言った。
「研修期間中は時給低いけど、連休中は 研修中でも特別手当が入る。
良いタイミングで面接受けたかも」
「そっか。メイがそれでいいなら、私も 安心だよ」
ミズキは言い、パスタを口にする。


