初対面の時からショウマにいい印 象を持てなかったメイは、あから さまにショウマを無視して菜月と ともに鍋を見ていたが、
「メイちゃん、こっちも手伝え る?」
ダイニングテーブル前で調味料を 混ぜ合わせているショウマに呼ば れたので、メイはしぶしぶそこへ 近付いた。
ショウマは菜月に余計な心配をか けないように、声をひそめる。
「この前はごめんな。嫌なこと 言って」
「何? 急に」
メイは無表情でそっけない対応を する。
ショウマはへこたれそうになった が、きちんとメイに謝りたいと 思った。
「ごめん、本当に。
あのあとリクに怒られたよ」
「……」
「誤解しないでね、リクに怒られ たから謝ってるってわけじゃない から。
俺、メイちゃんの立場何も知らな いクセに、分かったようなこと 言って悪かった。
思ったこと、すぐ言っちゃう性格 なんだよね……」
ショウマは気まずそうに目線を下 げる。
メイはそれに対して何と言ってい いか分からず無言で作業し、同時 にこう考えた。
さきほどコンビニで聞いてしまっ た“アカネ”という女子の話につ いて尋ねてみようか?
ショウマなら、包み隠さず正直に 答えてくれるかもしれない。
メイが質問しようかどうか迷って いると、
「……リクのことなんだけどさ」
ショウマの方から口を開いた。
「メイちゃん、こっちも手伝え る?」
ダイニングテーブル前で調味料を 混ぜ合わせているショウマに呼ば れたので、メイはしぶしぶそこへ 近付いた。
ショウマは菜月に余計な心配をか けないように、声をひそめる。
「この前はごめんな。嫌なこと 言って」
「何? 急に」
メイは無表情でそっけない対応を する。
ショウマはへこたれそうになった が、きちんとメイに謝りたいと 思った。
「ごめん、本当に。
あのあとリクに怒られたよ」
「……」
「誤解しないでね、リクに怒られ たから謝ってるってわけじゃない から。
俺、メイちゃんの立場何も知らな いクセに、分かったようなこと 言って悪かった。
思ったこと、すぐ言っちゃう性格 なんだよね……」
ショウマは気まずそうに目線を下 げる。
メイはそれに対して何と言ってい いか分からず無言で作業し、同時 にこう考えた。
さきほどコンビニで聞いてしまっ た“アカネ”という女子の話につ いて尋ねてみようか?
ショウマなら、包み隠さず正直に 答えてくれるかもしれない。
メイが質問しようかどうか迷って いると、
「……リクのことなんだけどさ」
ショウマの方から口を開いた。


