幸せまでの距離


メイ達が星崎家に着くと、マナやミ ズキ、ナナセがリビングで盛り上 がっていた。

シュンの誕生日をどう祝うかの打ち 合わせをしていたのだ。

メイは玄関で靴を脱ぐなり、皆と関 わらず自室に直行しようとしたが、

「メイ、入るよーっ」

ハキハキしたメグルの声が響いたの で、足をとめる。

リクとショウマ、メイの間にあった 気まずい空気も、一時的に吹き飛 ぶ。

メイは玄関にいるメグルを振り返 り、

「なんでいるの?」

「今朝、ミズキちゃんからメールも らってさぁ。

今日、残業なくて助かったー!

でも遅くなってごめーん!!」

「俺たちも今来たとこだから大丈 夫」

リクは思いやるようにそう言った。

メグルは仕事を終えて自宅にとんぼ 返りし、ここへ駆け付けのだと話 す。