【過去 7年前】 「遅れてごめん! 待った?」 雪斗は先に ベンチに座っていた 氷雨と時雨に声をかけた。 「ううん!アタシ達も さっき来たばっかりだよ」 「今日は本当に雪斗君の家に お邪魔していいの?」 先日出逢ったばかりの 3人の仲はもうお互いの家を 行き来するほどまでに なっていた。 「大丈夫だよ。 じゃあ、行こうか」