門はキィと音を出しながらもちゃんと空いてくれた。 案の定、小屋には管理事務室と書かれた表札があり、壁には2つの懐中電灯が下がっていた。 コンコン ドアをノックしても誰もでない。 他の日にもう一度くるか、と思ったが今日しか暇な日がない。今日を逃せば来週になってしまう。 うーん… 迷った俺はルーズリーフとペンを取り出した。