柚子物語

ゆずの父親は奇声をあげました。始めて聞く父親の鳴き声にゆずは笑みすら浮かべていました。

殴るのが楽しい。

ゆずはもう一発父親に花瓶を振りかざしました。
父親は頭を強打し血を滲ませました。

うさぎは笑いながらきたねぇ爺だなぁっと呟きゆずに腕を思いっきり引っ張れと命じました。

ゆずはまだ殴り続けたかったが血の付いた花瓶を床に投げ父親の上にまたがり脇に片足をかけ、汚くなく生えたその右腕を思いっきり引っ張りました。

すると極普通の子供と同じくらいしか力がないゆずだったがぐちゅぐちゅびしぃぃぃっと音をたてながら父親の腕を少しずつもぎ取ろうとしたのです。

父親はパニックになり失禁状態、部屋に嫌な匂いが漂います。

端から中心に向かい少しずつ腕はむしりてられていったが骨まではムシりとれず、肉だけ外れぐちょぐちょの傷口からは血が吹いている状態だった。

ゆずは上の方の腕の肉を掴んで思いっきりしたの方まで引っ張ると肘の近くで止まり傷口が広がった。

肘あたりは骨が見えないが余計に中途半端に無くなった肉が気持ち悪いもので観るに耐え難かった。