ある時、王子様の母にゆずは酷い嫌がらせを受けました。ゆずが町娘だからとかたくさん嫌なことを言われとても傷ついてしまいました。ゆずはふと、お城で自分がひとりぼっちであることに気が付きました。学校のお友達や先生、お花畑につれていってくれたおばあちゃんや告白したかったあの人にはお城に住んでから全くあっていません。ゆずは悲しくなってしまい涙を一粒流しました。するとその涙が枯れてしまった花瓶のお花に流れ落ちたのです。みるまるお花は元気を取り戻してもう一度咲き返しました。ゆずは好きだったあの人と結ばれる魔法をかけてもとの慎ましながらも幸せな生活を取り戻しました。
おわり
おわり
