それからも同じ様な時間をすごした。
平日は倉庫で和葉と一緒にいて、休日は家にこもっていた。
最低限の食材を買いには行っていたけど、変なことに巻き込まれないように若干変装しながら買いに行っていた。
ずっとそんな日々が続くと思っていた……
代久の女関係に目をつむりながら、いつかあの頃に戻ってくれると信じ続ける日々が…
その日も同じく倉庫で和葉とゲームしていた。
和「なぁ。」
「何?」
和「今度の休みさ、どっか遊びに行かね?」
「急にどうしたの?」
和「どうせ家にいるんだろ?
……この前知り合いに遊園地のタダ券貰ったんだけど、どう?」
「行きたいけど一応私彼氏いるしー。」
和「いいじゃん。
どうせあいつも他の女んとこ行ってんだしさ。
あ……悪い。」
なぜか和葉が謝ってきた。
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