そんな私の傍に和葉はいてくれる。
倉庫にも家にも送ってくれる。
たまに代久が本当に彼氏なのかわからなくなるくらい傍にいてくれる。
それから普通に授業を受けて放課後に倉庫へ行った。
幹部室にはすでに代久を含め、4人いた。
毒蛇幹部の郡純(コオリジュン)、榊原李兎(サカキバラリト)、神希伊雄(カミキイオ)だ。
和葉以外は全員かなりの女たらし。
顔が整っているからなおさら女が寄って来る。
李「やっときたー。
これで女のとこ行けるわ。」
伊「んじゃ留守番よろしくぅ~。」
そう言って幹部三人がさっさと出て行った。
代「俺もまた出るから。」
和「代久…お前には香也がいるのに何でそんな女と遊ぶわけ?
だいたいいい加減女遊び止めたら?」
代「別に俺が何しようが勝手だろ。
第一香也はなんとも思ってねぇのにてめぇが口出すなよ。
なぁ香也、お前はなんとも思ってねぇよな?」
いきなり話をふられ、動揺を隠しながら答えた。
「っ…うん!
全然気にしてないよ!!
私は代久の傍にいれるだけで十分だしっ。」
代「ほらな?
んじゃ行くわ。」
そして代久も出てった。
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