愛し愛されたい[短編]





和「・・・俺は正直これ以上あいつのせいで苦しんでる香也を見たくない。
お前も気づいてるだろ?

・・・・・・昔みたいには戻れないって事を。」




その言葉に私は動揺した。



和「俺は目的があって毒蛇に入っていた。
・・・でももういる必要がなくなった、というよりあこにはいたくもない。


俺には他に居場所がある。
そこに香也を連れて行きたい。」



「・・・和葉の言うとおり、もうあの頃の代久はもう戻ってこないと思ってる。

でもっ・・・私は今でも彼が好きなのっ・・・・・・
なぜかはわからないけど好きなのっ!」



和「俺には香也が本気で代久を好きとは思えない。
恋愛として好きではないと思う。」



「それは違う!!
私は代久を・・・」



和「だったら・・・今から俺についてきてくれる?


そこではっきりわかるよ。
香也が代久をどう思ってるかがな。」



「・・・行く!!」




私は和葉の話にのった。






.