愛し愛されたい[短編]





加「お前…副総長の……


下の…奴ら……全員潰したのか?」



和「あぁ。
雑魚すぎる。」



加「お前…なんで毒蛇にいるんだよ……。」



和「…理由があるんだよ。
まぁもうあんなところ抜けるけどな。



俺には他に居場所がある。」



加「…お前は何者だ?」



和「そのうち解る。
それより解散しろよ?

……二度目はないと思え。
まぁもしやるなら命捨てる覚悟しとけ。」




和葉は私を抱きかかえ、そして建物から出た。
なぜかそこに車があって私をその車に乗せてくれた。
和葉は私の隣りに座り、運転手に「だせ」と一言言った。




和「…無事じゃねぇよな。」



「大丈夫だよ。
怖かったけど…最後まではされてないから……。」



和「なぁ…あんな男やめて俺と付き合おう?
俺なら絶対香也の傍にいるし、次こそ助けるから…な?」




和葉と付き合えば幸せかもしれない。
けど……




「私は代久が好きなのっ……。
いつか…あの頃に戻ってくれるって信じたい……。」







私は代久を信じたいっ…。






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