愛し愛されたい[短編]





様々な乗り物があり、すごくはしゃいでいると酔ってしまった。
和葉が木陰のあるベンチへ連れて行ってくれた。



和「大丈夫か?」



「平気…。」



すると和葉が何処かへ行ってしまった。
戻って来たときには手に何かを持っていた。




和「ほら、飲めよ。」



そう言って私に水をくれた。



「ありがとう。
和葉って優しいよね。」



和「普通だ。
……それより変なこと聞いてもいいか?」



「何?」



和葉が真剣な顔で私を見てきた。
それに対して私は真剣に見つめ返した。




和「代久と……もうヤったのか?」



「……は?」



和「答えてくれ。」



ふざけているのかと思いきやかなり真剣に聞いてきたので、私はそれに対して真剣に答えた。






「ヤってないよ。
どうしてかはわかんないけど……キスしかしたことない。
しかもちょっと触れるくらいのやつしか…


大切にされてるのかただ私に興味がないのか…どっちだろうね。」




すると和葉が頭を撫でてきた。



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