そうこうする事数十分。 いつのまにかルークは居なくなっていた。 「おい、アレンちょっと来いよ。」 「何?」 本棚を見ていたジロが手招きしてくる。 「これ。」 指差されて見たのは・・・。 「悪魔族の、本?」 「ああ。なんか理由がありそうだな。」 私は、お父様の日記を取り出した。 結構古いものだ。