そして、桐野蓮は、私をみた。
「小っさ。」
そうつぶやかれた。
あ”ぁ?
そーですよ!私は身長146㎝ですけど?なに?嫌みかよ!!
「お前…たしか、西本優奈だっけ、」
というかこいつなんで私に会いたかったんだろうー…。
私はイライラしていた。
「な、なんで優奈の名前しってんのー?」
海斗は気を使うように、質問した。
「あー…、なんか、美少女って噂聞いたから。」
照れながら桐野蓮は、言う。
どこで照れてんだよ!
ってか美少女って誰の事だよ!
「美少女?だれ?それ。」
私は杏梨の事かと思った。
杏梨は可愛い。
杏梨を見る。
「杏梨じゃねーよ。お前。」
恥ずかしい言葉を言いやがった。
「へっ?」
こいつ、女口説き?!
そーだ。絶対そーだ。

