俺、桐野 蓮は進学をどうするか迷っていた。


高校とかめんどくさい。
いかないでおこうと思っていたのに。



その時美少女に出会った。


美少女は、進路希望票の紙を落としていった。

それを俺は拾った。

第一希望…水野高校。

賢いとこだな…まぁ俺でもふつーに行けるかな。


名前西本優奈?


「おい。」

おれが言うと、西本優奈は振り返った。


あ…すげー可愛い。

身長小さくて、腰までの黒髪。小さい顔に目がきれい、まつげ長くて、整った顔。


「な、なに?」

すげー睨んできた、睨んでもあんまり怖くない、挑発的な目…気に入った。



「これ、大切なもんじゃねーの?」

進路希望票をひらひらさせると

「か、返してよ!」

背伸びしてぴょんぴょん跳ねてる。
チビのくせに(笑)



「はい。」

ちゃんと返すと、


「あ、りがと。」
小さい声でいって、逃げていった。



なに?あれ?めっちゃくちゃ面白い。