フワッ










暖かくて優しい手があたしの身体に触れた





ドキッ





なんと、あたしはあの王子様の腕の中にいた





え?










「大丈夫?」



そう言って天使のような微笑みを見せた







「うあっ!!はっはい!!!!!!!!」

「…そう なら良かった この辺は滑りやすいから気をつけてね」



ドクン



「…あ、はい…」



「…それから…」



王子様はあたしの胸元に手をのばした



「へっ?」



「入学おめでとう」



あたしの胸元にある、新入生という札を見て、

またあの天使の微笑みを見せた





カ、





カッコイイーーー!!!!!