そしてキスは更に激しくなる

もう…ダメ!

あたしが気を失いそうになった時先輩の唇が離れた

あたしは力が抜けてその場に座り込んだ

「13歳には刺激が強すぎたか〜?」

先輩はそう言いながら超余裕顔

「まっ、まだ12歳です!!」

あたしの意味不明な反論



キーンコーンカーンコーン

「さ、そろそろ授業戻ろうぜ」

「あ、は、はい」

はれ?



立てない…

「どうした?」

「た、立てません…」

「はあ!?」

「こ、腰が抜けて…」

「ぶっ!!」

先輩はお腹を抱えて爆笑し始めた

「そ、そんなに笑わなくても…」

「だ、だって…お前…はははははは!!(笑)」

「ひ、ひどーい!!」

「わ、分かった、もういい次の授業サボろう」

「ええ!?そんなの不良じゃん!!」

いつの間にか敬語も使ってないあたし

「いーの、いーの、立てないんだろ?それにもう少し英ちゃんといたいし」

ドキッ

い、いきなり呼び捨て…

「ねえ…あたしも下の方で呼んでもいい?」

「あー?別にいいよ」

「てか、なんでそんなにキャラ違うの?」

「なーんか楽しいじゃん?みーんなオレの演技に騙されてさぁ」

「サイテー…」

「そりゃどーも」

「褒めてないんですけど!!」



そうやってみんなが授業してる間にあたしと裏王子?は楽しい一時を過ごした