その日から私達は毎晩一緒の
ベッドで眠っている。

って言っても何もしてないよ?

あれ以来キスも…


何かあるといえば
毎晩わたしは海里に腕枕を
してもらって寝ている
それくらいだろうか。


わたしの変化は海里の温もり
がないとわたしは寝れなくなった

海里は夜遅くまでパソコンを
いじっているがそれが終わるまで
わたしは寝れないのだ。


ある日の夜


海里は珍しくパソコンを
いじらずベッドに入ってきて
わたしの頭の下に腕を入れた。

「今日は仕事いいの?」

「ん?ああ。いいよ」

「何で?」

「片付いたから」

「そっか」

「おやすみ」

そう言うとわたしの頭を
優しく撫でて眠りについた。





カタッ カタッ カチッ


まだ空は暗いのに物音で
わたしは起きた。

朝の4時…

あれ?海里は?

そう思い体を起こすと
海里はあくびをしながら
パソコンをうっている。


ん?片付いたんじゃなかったの?