心臓が止まったかと思った。 ゆいの心臓に 何か鋭い刃物のようなものが突き刺さった。 目の前がキラキラと輝き出した。 背が高い。180くらいかな。 笑うとたれ目になって 口元に八重歯が見えた。 ゆいの前に電気が走った。 この人から目が離せない。 まさかこれが ゆぅくんとの運命の出逢いだったなんて。 ねぇ、ゆぅくん。 そんなの誰もわかんなかったよね。 これがゆいにとって、最初で最後の本気の恋だったなんてね。 誰にもわかるはずなかったんだ。