パラレルワールドラブストーリー

外に出た俺はそのまま真っ直ぐに駅へと向かった。

普段は駅に行く前に食事を済ませるのが日課になっていたが、今日は何も食べる気になれなかった。

それにしても寒い。
まだ10月の始めだというのに、11月初旬かと思うほど外は冷えていた。

俺は食事をする気にもなれなかったので、駅に到着するまで今日仕事で起こった出来事について思い返してみた。

いつも通り朝9:30の出社してパソコンを起動し、起動してる間に喫煙所で一服。

自分の席に戻った時にはすっかりパソコンも起動していたので、すぐさまメールソフトを立ち上げ、お客からの問い合わせメールが届いていないか確認した。

問い合わせメールは20件近く届いていたが、理不尽な問い合わせから、商品の使い方に関する問い合わせなど、いつも届く内容のものと大体変わらないものだった。

とりあえず俺はすべてのメールに目を通す事にした。

ここまではいつも通り、普段と全く変わらない作業だった。

しかし、一通のメールがこの日の俺の気分を台無しにしたのだった。