竜也のパパはそれだけ言って帰って行った。
川岸さんも不思議そうな顔をしてた。
もう夜遅いしってことで、それぞれの車に乗って帰った。
家で順にも抱き着いた。
それで草太とかなめが仲直りして、川岸さんと仲良くなったって話を聞いた。
内心、助けになんて来ないって思ってたんだ。
だけど、来てくれた。
もう言葉なんて交わさなくても分かる。
……あたし達は元に戻ったんだ。
でも心配なことがひとつ。
竜也のパパが言ってた、明日の竜也のこと。
ついに、ちゃんと話されるんだ。
……竜也が死んだってこと。
竜也のパパが泣いてるのしか見たことないから。
お葬式にも呼ばれてない。
でもパパ達が出かけていったから、あったんだと思う。
ちゃんと、受け入れられるかな?
もしだめだったら、また昔に戻っちゃうの……?
そんな思いを抱えながら、朝を待った。
川岸さんも不思議そうな顔をしてた。
もう夜遅いしってことで、それぞれの車に乗って帰った。
家で順にも抱き着いた。
それで草太とかなめが仲直りして、川岸さんと仲良くなったって話を聞いた。
内心、助けになんて来ないって思ってたんだ。
だけど、来てくれた。
もう言葉なんて交わさなくても分かる。
……あたし達は元に戻ったんだ。
でも心配なことがひとつ。
竜也のパパが言ってた、明日の竜也のこと。
ついに、ちゃんと話されるんだ。
……竜也が死んだってこと。
竜也のパパが泣いてるのしか見たことないから。
お葬式にも呼ばれてない。
でもパパ達が出かけていったから、あったんだと思う。
ちゃんと、受け入れられるかな?
もしだめだったら、また昔に戻っちゃうの……?
そんな思いを抱えながら、朝を待った。



