あれから、1年以上の月日が流れて。


当然だけど、昔より身長が高くなって。



だけど、あの日から時間が止まってしまった竜也は、成長なんてしていない。


その事を考えると、あの日何もできなかった自分に嫌気がさす。


何度責めても、竜也が戻ってくるはずないと分かってても。



……こんなんじゃ、だめなのに



俺達がこんなふうになってる事知っても、竜也が喜ぶわけないのに。



でも、これから先ずっと仲が直らなさそうで……。



この公園に来ると、どうしてもそんな感情が、心を埋めていく。