「んじゃ寝ますか」
「うん」
あたしたちはベッドに入った。
「ねぇももちゃん。
なんで何にもいわないで紅蓮から離れたの?」
「強くなりたかったんだよ」
「強く?」
そう、強くなりたかったんだ。
颯太はあたしをかばったせいで、入院してるんだもん。
「ももちゃんは十分強いよ」
強い?
本当に強かったら颯太は怪我なんてしてないんだよ。
あたし一人でも倒せたら颯太は今もあたしの隣にいたんじゃないの?
「ももちゃん、泣かないで。
ももちゃんのせいじゃないんだよ?
みんな全力だったんだよ。
雅紀も侑京も千早も颯太も僕も
もちろんももちゃんもだよ」
みんな必死だった。
でも力がたりない。
絶対に守りたかった。
あたしのせいで…。
「うん」
あたしたちはベッドに入った。
「ねぇももちゃん。
なんで何にもいわないで紅蓮から離れたの?」
「強くなりたかったんだよ」
「強く?」
そう、強くなりたかったんだ。
颯太はあたしをかばったせいで、入院してるんだもん。
「ももちゃんは十分強いよ」
強い?
本当に強かったら颯太は怪我なんてしてないんだよ。
あたし一人でも倒せたら颯太は今もあたしの隣にいたんじゃないの?
「ももちゃん、泣かないで。
ももちゃんのせいじゃないんだよ?
みんな全力だったんだよ。
雅紀も侑京も千早も颯太も僕も
もちろんももちゃんもだよ」
みんな必死だった。
でも力がたりない。
絶対に守りたかった。
あたしのせいで…。