「桃華ぁー、遅かったじゃん。
家行くって嘘ついてごめんね」


「ももちゃぁーん!!
急にいなくなるから悲しかったじゃん」


何かというのは…。


我が弟、虎。
そして、懐かしの憂詩。


「虎が謝ることじゃないから大丈夫だよ」


「憂詩、ごめんね。
これからはちゃんと顔見せるようにするよ」


そうして、あたしは2匹の小動物から解放された。


楽しいからいいんだけどね。


「やっときおった。
待ちくたびれたで、ほんまに」


この懐かしい関西弁。

「うきょぽん」