「あたしに質問より虎に質問」


「なぁに?」


もう、かわいすぎるぞ。
コノヤロー。


「なんで蒼炎にいるの?」


だってさ虎あなた紅蓮の幹部だよね。
あたしの部下てか仲間でしょ。


「あぁ、侑京に頼まれた。
桃華が心配や、ちょっとみてきてくれや。
桃華の考えてることくらいわかるわ。
って言ってた」


あれあれ…。
虎物真似うますぎ。
てか侑京にばれちゃいましたか。
探しに乗り込んでこないんだね。


「そうゆことか。
蒼炎ぬけるの大変にならない?」


「そう!
そこなんだけど…侑京しばいてどうにかさせる」


にっこり。


うん…似合ってるぞわが弟よ。
黒い天使だね。
これを世間的に小悪魔というのね。


「あ、あとね。
たまには颯太のとこにも顔だせや。
とも言ってたよ、僕もそう思うけどね」


うん…。
行く勇気か出たらいくよ。
だから待ってろ颯太。