「そんなこといって大丈夫なのかよ?」

尚が心配そうな顔でみてきた。
なによ、そっちがどうしても聞きたいっていうから提案したんじゃない。


「心配無用よ、なんなら全員でかかってくる?
どうせ勝てないわよ」


少し挑発してみた。
さて、挑発にのる馬鹿はどいつだ?
相手してあげようかな。


「なんだとぉ!?
お前いい加減にしろよ、おれが相手だ」


よし馬鹿がいた!!


「でもちょっと待って、そこにいる人紹介できる?」


馬鹿はもちろん、銀髪だ。
でも紹介してもらってない人いるからまってろ。

ぼこぼこにしてやる、手加減なしだな。


「俺は虎、好きに呼んでいいから」

「うん、あたしは桃華っていうの。
よろしくね」

こうしてあたしたちの挨拶は終わった。