「仲良くなった事だし、あたしのことは呼び捨てで!」

あたしはニッコリ笑っていってあげた。


「うん。努力します。
さっきから思ってたけど桃華ちゃんって、強引でこわいよね」


ある意味あなたもこわいです。
そんなこと可愛らしい笑顔をむけて言うなんて。


取り敢えず、あたしたちはゆっくり話せる自分たちの寮に戻った。


あたしの秘密も知ってもらわないとね?
同じ部屋だしどうせバレるでしょ。


「はぁ…私初めて学校で早退したかも」


そういいながらエヘヘと笑っている。
ほんとに根性座ってるよね。