「てか授業サボって調子のってるとか馬鹿なの?」

そう言ってあたしはバカにしたように笑った。


「お前っ、マジいらつくんだけど!
ねぇ何も言えなくなるでボコボコにしよっか」


ボスみたいな女が言った。

「ぅう…咲良さん逃げて」


「莉羅!
大丈夫だよ、あたし強いから」


あたしは、莉羅にニコッと笑った。

安心して、あたしが守るよ。
つか、アイツらあたしをボコボコにって言ったか?
痛い目あわしてやんよ。

「キャハハハ…覚悟しな」

女たちは殴りかかってきた。