倉庫を出てしばらく歩いていると、病院についた。
颯ちゃんがいる部屋は、3階の一番はし。


ガラガラ…


「颯ちゃん…久しぶりに来たよ。
颯ちゃんに話したいことがあって」


あたしが、いくら話しかけても颯ちゃんは反応しない。

「颯ちゃん…あたしね、紅蓮を少しの間抜ける事にしたの。
あたし、弱いからさぁみんなを守れるように強くなる。
だから、応援しててよね?」