「気ぃつけや、桃華」


侑京にニコッと笑った。
大丈夫。


「大丈夫?
手ぇ震えてるけど…」


「うるせぇー。
ぶっ殺すぞ」


パン


男は拳銃の引き金をひいた。
銃弾はあたしにむかってくる。
全部目にみえてるよ、遅い…。


ドカッ


あたしは、銃弾をかわして男に回し蹴りをくらわせた。
のびてたちあがらないね、あたしらの勝ち。