「愁夜〜。おっきの時間だよ〜。」 「んん〜。母さん…?」 「可愛くない言い方。聖夜が教えたの!?…愁夜、今海菜ちゃんが来たわよ。」 と言うと、素早く起き上がり、 自分から着替えていく愁夜。 その姿は、実に面白い。 着替え終わった愁夜を連れて、 リビングへ向かうと 何やら楽しそうな話し声が、 廊下にまで聞こえていた。