次の日の朝。 聖夜が来るまでに、 バッチリ準備を終えた。 聖夜が帰国してから、 始めて待たせてないかも。 なんか嬉しい。 ピンポーン♪ 「幸〜。俺だよ〜。」 あ、きた。 「今行くー。」 靴を履いて外に出ると、 相変わらずのかっこいい私服。 「早かったな。」 「でしょ〜!」 「車回した。行くぞ。」 「え?聖夜、こっちで免許とったの?」 「当たり前。早くしろ。」 聖夜って、完璧すぎだよな〜。