健「せ…つな…？」


ﾋﾟｸｯΣ



雪「…ｸﾞｽｯ……ん…？」


分かってはいるが一応

泣いてるのか？

と聞いてみた



だが予想通り首を横にふる雪菜


雪「泣いてなぃ…」



いやいや泣いてるだろぅがっ！



健「どうした？何があったか言ってみ？」


柄にもなく優しく話し掛けた自分に内心驚きながらも雪菜を促す。




雪「聞いてくれる？私がこの施設にきた理由…」




俺が頷くと、雪菜はゆっくりと話し出した。



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