ヒソヒソ話してる女子の声が聞こえる。 「あれ彼女かなー?」 「釣り合ってなーい。」 などなど…。 これに気づいたのか、柊があたしの頭に手をおいて、 「安心しとけ。」 そういった。 そうだよね! あたしは彼女なんだから胸を張っていよう! 柊のこと、信じてるしっ! 何があっても平気だーっ! って思ってたけど、どうにもならないこともあるんだよね…。 幸せが壊れていくのはもう少し先の話。