「平野波乃、いる?」


そういってきたのは学年一かわいいと言われている、隣のクラスの結木美香ちゃん。


あたしになんのようだろう…?


不思議に思っていると。


「ちょっとついてきてよ。」


そういわれて周りにいた女の子たちに腕をつかまれ、無理やり歩かされた。