クールな(?)王子と普通女子。





夢、かぁ。


柊、ホント突然だな…

でも、少し、笑みがこぼれる。

夢がもてるって素敵なことだから。


「どんな夢なの?」


「一個目は、まぁ具体的には決まってねぇけど、誰かを支えられる仕事がしてぇんだ。人のためになる、そんな仕事。」


今回のことを通して、柊はそんな風に思ったんだね…


すごく、すごく素敵な夢だね。


「んでもう一個はな…。」


そういってちょっぴりためらったあと、ゆっくり口を開いて…