俺が、守る。 …確かにそう思いつきもしなかった。 ただ俺のせいで波乃が傷つくのを恐れていただけかもしれない。 波乃は傷ついても一緒にいたい、って言ってくれたのに。 やっぱり俺も波何乃といたい。 だから、ちゃんと俺の手で波乃を守るんだ。