クールな(?)王子と普通女子。





俺が、守る。


…確かにそう思いつきもしなかった。


ただ俺のせいで波乃が傷つくのを恐れていただけかもしれない。


波乃は傷ついても一緒にいたい、って言ってくれたのに。



やっぱり俺も波何乃といたい。


だから、ちゃんと俺の手で波乃を守るんだ。