‘’いいからだしてんじゃん?‘’

‘’もしかして初めて?‘’



‘’見ろよ、震えてやんの‘’

そんな声が脳裏にこだまする。


っいやっ!触んないで…。
助けて…助けて!





いやっ…いやー!!!!

「いやー!!!!」





…はっ!

涙を流しながら目が覚めた。
…夢?




その時

「七奈美、大丈夫か?」



私のとなりに拓磨くんが座ってた。
「拓磨くん…。」



私が不思議そうにしていると…

「お前、あの事思い出したのか?」



あの事=レイプ

っ!

「うっ……っ…はっ……はぁっ」




ヤバ…また、過呼吸が…

その時…






ーーギュッ