そこまで話すと、あたしは拓磨のかたを軽く小突いた。 「あたしの大切な妹、幸せにしてよ?」 まだ、うまく分かりきれてないらしい拓磨はゆっくりとうなずいた。 それを見て、あたしは安心。 七奈美、あんたはいい人見つけたね。 幸せになるのよ?いつかまた… 会えるから…。