「これって」 そこには昨日私の家にきた写真が落ちていた。 「…歌穂?どういうことだ。」 拓磨くんが歌穂をにらむ。 すると、 「あーあ、ばれちゃったか。」 え? 「あんたたち、付き合い始めたんでしょ?知ってんのよ?あたしは。」 「…歌穂?」 「ホントはさ、ずっと前からわかってたけど。」 「おい、なにいって…」 「拓磨が七奈美のこと好きって知ってて、知り合いに七奈美を襲わせたのよ?」