「た、拓磨くん?」


「ごめん…俺、帰るわ。」


そういって、さっさと保健室を出ていってしまった。





…そっか。私は汚いんだ…。


拓磨くんも、嫌だよね、汚い、汚れた女の子なんて…。





あ、二重人格だし、気持ち悪いのもあるか。


大丈夫。わかってたことじゃん。




昔から私は気持ち悪い子。



でも、気づいたら目から涙がこぼれてた…。









遅いよ…もう、こんなに好きになっちゃった。

もしも、私があんなことされてなければ、運命は変わってたの?