そのあとは『パセリ』ってゆう漫画を貸してくれるお店で立ち読みを散々して時間を潰した。 途中の道まで葵の自転車で帰って、そこから家までは歩いて帰った。 まだ、夕方になっていなくて 微妙に色づき始めた夕焼けは綺麗だった。 涙が溢れてくる。 あぁ、葵の電話番号かメールアドレスを聞いとけば良かった。 そう思いながら、玄関を開けた。