千嶋とは家に帰ってもメールが続いた。 楽しくて、嬉しくて、もっと好きになった。 「新本の好きな人だれ?」 新本とは、私のことだ。 「千嶋くんww」 ふざけてたけど、半分本気だった。 「俺も、新本好きなんだ。」 ビックリした。 今まで、どーでも良い人に好かれて 本当に好きな人には好かれなくて、両想いなんてなったことなかった。 だから何度もメールを読み返した。